意味もなくトレビア

2003年11月3日
ちょっと、薙さんの日記をみてて、興味深い一文があったので、それについてのトレビア(ぇ

ハレとケについて
江戸時代以前などは、庶民の娯楽といってもたいしたものもなく、日常的に行われる娯楽といったものは皆無でした。
そのため、労働などを主とする日常の「ケ」に対して、祭りなどの非日常的な「ハレ」があったわけです。
昔の祭りは、「祭る」という言葉どおり、祭祀・神楽など宗教的な側面を必ず持っていたわけです。
むしろ、文化の発達とともに、祭祀などの宗教行事に、「ハレ」としての要素が加わってきたわけです。

そして、近代化につれて庶民の娯楽の幅も広がり、ハレとケの区分が薄まってきます。
また、生活と宗教の距離が広がってきたことで、祭祀としての祭りと、「ハレ」としての祭りが分化していくことになるわけです。
今でも、盆踊りなど伝統的な祭りには、宗教的な側面が残っています。

そして、文化祭、学園祭などの「祭」は、「ハレ」としての部分のみが残った「祭」であるといえます。

ハレとケについて、興味が湧いた人は
http://www7.plala.or.jp/machikun/kokoroto6.htm
この辺がわかりやすい説明だと思います


って、なんでこんなことを書いたかというと、
ふと大学時代の講義を思い出したからですがw

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